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新人講師を急速にレベルアップ!ICT教材が講師マネジメントにも有効な理由とは

新人講師を急速にレベルアップ!ICT教材が講師マネジメントにも有効な理由とは

5月〜6月は、新人講師の研修を進めている塾の先生方が多いと思いますが、新たに塾講師として仲間入りした新人講師に対して、

  • 新人講師とベテラン講師との指導の差をなくたい

  • 効率よく研修を進め、研修に割く時間を削減したい


といったお悩みをお持ちの先生は多いのではないでしょうか。

実は、ICT教材を活用することにより、そのようなお悩みを解決することができます。

今回の記事では、ICT教材が講師マネジメントに役立つ理由と、具体的な活用事例についてご紹介いたします。

ICT教材が助け舟に!効率の良い新人マネジメントを実現


なぜ、ICT教材が新人講師のマネジメントに役立つのでしょうか。
その理由は大きく分けて2つございます。

1つ目は「効率よく、より早く実践的な指導業務に携わることができる」という点です。

新人講師に行う研修といえば、まずその塾の仕組みを教えることです。

例えば4月に新しく仲間になった新人講師は最初の1カ月で、塾の仕組みや、働くうえでの最低限のマナーなどを学びます。

5月に入りようやく指導や生徒対応等の「教務」にかかわる業務に取り掛かります。

  • 授業の進め方や宿題の出し方の研修

  • 指導内容のマンツーマン指導

  • 模擬授業を実践し授業内容の確認やブラッシュアップ


上記の研修をクリアし、ようやく生徒に対して一人で指導を行うことができますが、そうなると、新人講師の研修に対してかなりの時間を割いてしまいます。

多くの塾様では、6月の保護者面談前には一通り講師一人で指導を行えるようにするのが理想的なスケジュールでしょう。

しかし上記のような事前準備に想定よりも時間がかかるケースが多く、理想的なスケジュールよりも後ろ倒しになってしまったり、既存講師の業務時間が増えてしまう事象が発生してしまいます。

このような事態を防ぐためには、効率的かつ充実した研修を1カ月で完結する必要があります。

そこで助け舟となるのがICT教材です。

ICT教材のほとんどは、生徒個人で学習を進められるような仕組みになっているため、塾に来てから帰るまでの一連の流れをパターン化できます。

そのため、新人講師は、利用しているICT教材の使い方を理解するだけで、一通りの指導を行うことができるようになります。

通常、塾の仕組みを理解することで終わってしまう4月の間に、ICT教材の仕組みを把握できれば、5月から実践的な教務に取り組むことができます。

OJTや模擬授業で既存講師の時間を割かずに、研修を完結することができるのです。

新人講師とベテラン講師の指導の質を一定にできる

2つ目の理由は「新人講師とベテラン講師の指導の差をなくすことができる」という点です。

新人講師が指導について間もないころ、指導の質について、保護者の方から「前の先生がいい」などと相談された経験はございませんか?

授業や指導などは経験を積むことでブラッシュアップされていく部分が多いため、どうしても新人講師の指導はベテラン講師と比較すると劣ってしまう部分もあります。

しかし、ICT教材を活用することで、指導の流れを覚えてしまえば新人講師でも簡単に教務に携わることができるのです。

ICT教材の中でも演習型に特化したコンテンツの場合、講師が生徒に指導をする時間は少ないため、最低限指示出しのルールさえ理解していれば適切なコーチングを行うことができます。

最短3日でひとり立ち⁈スピード感のある研修内容

では実際に、ICT教材を取り入れている塾の、新人マネジメントの詳細をご紹介いたします。

弊社の直営塾「進学塾メイツ」では、ICT教材「aim@(エイムアット)」を取り入れています。新人講師のマネジメントにおいて、このaim@の存在が助けになっています。

以下は新人講師の初出勤から、一人で生徒の担当につくまでの流れの一例です。

〇出社1日目

  • 規則の確認や就業規則の読みあわせ

  • 授業のフローの説明

  • 授業見学(既存講師について回る授業1コマ分)


〇2日目

  • ICT機材の使い方を学ぶ

  • 生徒1~2人の担当を持つ(既存講師の付き添い有り)


〇3日目以降

  • 担当生徒数を1人ずつ増やしていく


上記は研修内容の一部ではありますが、進学塾メイツでは、初出勤から3回目で、早くもひとり立ちができるスケジュールになっています。

aim@は問題演習に特化したICT教材です。その特性上、講師の指導よりも生徒が自分で問題を解く時間のほうが長くなります。

結果的に、授業中に生徒に介入する時間も少なくなるので、最低限指示の出し方さえ習得すれば、ベテラン講師とほとんど同じような質の指導ができるようになるのです。

もちろん、講師と生徒の間の積み重なるコミュニケーションにより得られる信頼関係などにおいては、ベテラン講師との差は生まれてしまう可能性はあります。

しかし、少なくとも指導の差から生まれる新人講師への不信感や、保護者からの心配の声が生まれることはほとんどありません。

徹底的なルール作りでより効果的な研修内容に!

弊社直営塾「進学塾メイツ」が、効率よくマネジメントを行えている理由はもう一つあります。

それは、aim@利用する上でのルールをしっかりと定めていることです。

今回はいくつかあるうちの2つをご紹介いたします。

  1. 優先すべきは「生徒に問題を解かせること」

  2. 授業前に当日の生徒情報の共有をすること


前述したように、aim@は問題演習に特化したICT教材です。基礎知識は学校で学んでいることを前提にしているので、1コマの中ではなるべく生徒ひとりで問題を解き進めるよう徹底をしています。
(もちろん基礎知識から学ぶためのレベル設定も可能です。)

不正解の問題に対して、まずは解説を自分で読み、考え、それでもわからない場合に先生に質問をさせます。

講師はこのルールをしっかりと把握したうえで指導を行います。

このような指導の中の「一つの軸」を、講師間で徹底して意識することで、統一された指導の質が実現するのです。

2つ目は、ICT教材を利用する現場では特に注意するべき点です。

ICT教材を中心に指導を行う塾では、どうしても講師と生徒の接触をする機会が少なくなります。

そのため、講師間で生徒それぞれの苦手な分野や、指導のコツ、モチベーションを上げる方法などの、細かな情報共有ができず、個別最適な指導の邪魔をしてしまうケースがあるのです。

それを防ぐためにも、授業前に必ず、その日に担当する生徒の情報共有を講師間で行う必要があります。

特に新人講師がいる場合は、しっかりと細かな情報を共有しましょう。回数は少なくとも、1回1回の生徒とのコミュニケーションを慎重にとることで、生徒と講師の信頼関係を構築し、ICT教材の活用で起こりうるデメリットをメリットに転換することができます。


まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回の記事では、

  • ICT教材が新人マネジメントに効果的な理由

  • 進学塾メイツの研修内容

  • ICT教材を使う上での注意点


以上の3つをご紹介いたしました。

今すでにICT教材を利用している先生方は、今回の記事を参考にしていただき、より効率的に、かつ充実した内容の新人マネジメントを実現できるよう、お試しいただけますと幸いです。

また、現在ICT教材を利用していない先生方も、今回の記事をご覧いただき、少しでも興味が湧きましたら、貴塾に合ったaim@の活用方法をご提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

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