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塾は口コミが広まりにくい?口コミを生む話題作りのツールを紹介
前回の記事では、「紹介で生徒数を増やす仕組み」についてお伝えしました。
紹介と同じように口コミも戦略的に仕組みづくりをすることが必要です。
多くの人は、「口コミ」と「紹介」を同じものだと考えていますが、実はそうではありません。
口コミとは「塾のことを話題にしてもらうこと」であり、紹介とは文字通り「他の人を塾に連れてくること」と言えます。
今回は口コミに焦点を当てて、集客力をアップさせる方法をお伝えいたします。
そもそも塾の口コミは広まるのか?
口コミは、業界によって広まりやすさが異なります。
塾は、口コミが広まりにくい業界です。
なぜなら、相手が満足しなかった場合のリスクを考えてしまうので気軽に友達に勧めることが難しいからです。
子どもたちが「うちの塾の先生の教え方上手なんだよ」と話したり、お母さん方の井戸端会議で「あそこの塾へ行ったら点数が上がったのよ」と話題に出すことはほとんどありません。
逆に、気軽に友達を誘える場所や気軽に友達 に勧めることができる物を提供している業界は、口コミが広まります。
例えば、漫画は友達同士で「この漫画すごく面白かったから読んでみて」と言い合うことができ、口コミが広まりやすい傾向があります。
これらのことを踏まえるとやはり塾は口コミが広まりにくい業界だと言えます。
冒頭でもふれた通り、口コミとは「塾のことを話題にしてもらう」ことを指します。しかし、どれだけ質の良い指導だったとしても、それだけで”話題にしてもらう”ことは難しいです。
では、どのようにして口コミを広めたらいいのでしょうか?
口コミを広める方法
塾を話題にしてもらうには、指導以外で塾の特徴をアピールすることが必要です。
そうすることで、友達同士で話題になっている塾に興味を持つ生徒が増え、より多くの生徒を集めることができます。
そのためには、積極的な話題作りが必要となってきます。
話題作りのためのツールにはこのようなものがあります。
これらは学校だけではなく、地域で話題になる可能性があります。
・塾の名前が入ったうちわ
・季節に合わせたイベント
・合格お守り
・ブログ
次に、この中でも特に口コミを広めるのに有効なブログについて詳しく解説していきます。
ブログ活用法
ブログと聞いて、「塾からのお知らせ」を思い浮かべた方もいるかもしれません。しかし、「塾からのお知らせ」は友達同士で話題にはならず、口コミも広まりません。
そこでブログには、例えば「最近あった出来事」、「先生の学生時代の思い出」といったプライベートな話や「勉強の意味」、「受験の意味」など先生の思いや考えを載せることがおすすめです。
そうすることで、塾長や講師の人柄が相手に伝わり、親近感が生まれます。また、このような情報は、より口コミになりやすいです。
ブログで先生自身の魅力を伝え、「顔の見える塾」を武器に口コミで新規入塾生を増やしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
塾の口コミは広まりにくいため、試行錯誤が必要です。
口コミを広めることが難しい塾業界でも、ブログで先生の魅力を伝えることで地域で話題になる塾をつくることができます。
次回は、獲得した塾生をファンに変え、長期で通ってもらうための秘訣についてお伝えします。