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成績不振だけじゃない!根本原因にアプローチして退塾を防止する方法

成績不振だけじゃない!根本原因にアプローチして退塾を防止する方法

前回の記事では、「見込み客を顧客に変える方法」について、お伝えいたしました。


見込み客を顧客に変えるためには、入塾後の3週間がカギとなる、ということをお伝えいたしましたが、今回は退塾してしまう生徒を減らす方法についてお伝えいたします。


突然ですが、退塾の原因としてもっとも多いものは何だと思いますか?


2019年にスクール専用業務管理&コミュニケーションアプリ「Comiru」が行った調査によると、保護者が塾に対して不満を感じているのは「指導内容・塾での様子、苦手なところの報告頻度」と「学力・成績の向上」であることがわかりました。


ここで驚くべきことは、「学力・成績の向上」に対する不満よりも、「指導内容・塾での様子、苦手なところの報告頻度」に対する不満の方が多かったことです。


つまり、退塾者を減らすためには成績不振を防ぐだけでは足りず、コミュニケーション方法の改善等が必要となります。


そこで今回は


1. 成績不振を防ぐ

2. モチベーションを管理する

3. 保護者と密にコミュニケーションをとる

4. 飽きを減らす


この4つのテーマで退塾防止策をお伝えいたします。



成績不振を防ぐ


成績不振が長引かなければ、退塾しようと考える生徒や退塾させようと考える保護者は多くないでしょう。


そのため、成績不振が長引く前に、塾が気付き対策を取ることが必要です。


生徒の成績を把握する上で、一番分かりやすいのは、学校の定期テストだと思います。


テストの平均点は上がっているのに、生徒の点数が上がっていない等にも注意し、成績不振が長引かないよう早め早めに対策を取ることが重要です。


例えば、テストの返却があった際、間違えた問題を解き直させることは多くの塾で行っていると思います。


しかし、それでは生徒が本当に理解しているのかわかりません。


そのため、生徒が間違えた問題をもう一度教え直し、その上で類似問題を解かせるなど、本当に理解しているのかを確認することが大切です。



モチベーションを管理する


生徒のモチベーションを管理することも重要です。モチベーションが高い状態であれば、成績不振が長引くことは少ないでしょう。


生徒のモチベーションを高める例としては、


・志望校に合格した先輩の勉強時間や同じ時期の習熟度を教える

・志望校合格後の生活をイメージさせる

・大きな目標の前に、小さな目標をいくつか設定する


などがあります。


生徒によって、モチベーションが上がりやすい方法も異なるので、生徒に合わせていくつかの方法を試してみるのも大切です。



保護者の存在が生徒のモチベーションにも繋がる


生徒の学習環境が整っているだけではなく、保護者とのコミュニケーションも重要です。


前述したとおり、保護者は塾からの報告が少ないことに不満を感じています。


この不満を解消するためにも、保護者とのコミュニケーションを積極的に取りましょう。


保護者と連絡を取る際には


・電話

・メール

・LINE

・その他アプリ

・生徒に持たせるお知らせ等


が主な手段になります。


大事な連絡は電話がいいですが、こまめに連絡を取る際には電話はあまりおすすめできません。


また、生徒に持たせるお知らせ等に指導内容や生徒の様子を書いて渡しても、生徒がそれを保護者に渡さないことも考えられます。


そのため、メールやLINEなどで連絡を取ることがおすすめです。


この際、週に1回、最低でも2週に1回は連絡を取るようにしましょう。


また、保護者が学習内容について理解し、家庭でも生徒の学習をサポートしていただくことで、生徒がモチベーションを維持することができます。


そのためには、保護者向けの説明会や面談などを定期的に行い、保護者との信頼関係を築くことが大切です。



飽きを減らす


続いては、生徒のモチベーションにも深く関わってくる、「飽き」について、お伝えいたします。


そもそも、「飽き」が来てしまうことがなぜ問題なのか。


私たちの身の回りの出来事で考えてみましょう。


近所に新しいお店ができると、どんなお店なのか、何を提供しているのか等が気になってしまうかと思います。


飲食店であれば、ちょっとランチに寄ってみたり、雑貨屋であれば、ふらっと立ち寄ってみたり。


これは塾の場合も同じで、近所に新しい塾ができると、そこが気になってしまいます。建物や教室がきれいだと、なおさら保護者受けもよくなります。


すると、今の塾に飽きている生徒や保護者は新しくできた塾に魅力を感じるようになります。


こういった生徒や保護者の目移りを防ぐため、生徒の「飽き」が来ないよう、教室内で何か小さな変化を起こすことが大切です。


例えば、


・〇〇ウィークといった期間を毎月設ける

・教室内のレイアウトを変更する

・〇〇ウィークに合わせてイベントを行う



このようなイベントや飾りつけで、塾や教室に変化を加えて、「飽き」を減らしていきましょう。


「飽き」を減らすことが、生徒のモチベーション維持にもつながります。



あなた自身の飽きを減らす


生徒の「飽き」を減らすことも大切ですが、あなた自身の「飽き」を減らすことも大切です。


長年塾を経営していると、塾側にも「飽き」が来てしまうことがあります。塾長や講師の授業がマンネリ化すると、生徒にもその空気は伝わります。


常に1年目の気持ちで、というのは難しいかもしれませんが、誰よりも塾長や講師が楽しそうに授業を行うことで、生徒たちにもその思いは伝わるはずです。



まとめ


この記事では、生徒の退塾を防止するために、成績不振やモチベーション、「飽き」への対策をお伝えいたしました。


成績不振への対策としては、学校成績をデータとして蓄積し、生徒の点数が下がっていないかを確認することが重要です。


また、生徒のモチベーション管理には、志望校に合格した先輩の事例を教えたり、保護者とこまめに連絡を取って生徒へのサポートを促すことが大切です。


さらに、塾に変化を加え、生徒が「飽き」を感じることを防ぎ、長期的に通える環境を整えていきましょう。


次回は、生徒のモチベーション維持につながる「ネーミング」についてお伝えいたします。


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